実践前の準備

準備段階では、お見合い写真の摂り方や釣書(プロフィール)の書き方、心構え等が重要になります。個性が大切といっても、一般常識程度にはおさえておくべきです。

婚活写真の撮り方

婚活写真は、結婚相談所でお願いしている場合に必要となります。 鉄則は、実物以上にきれいに撮ってもらうことです。 普段とまったく違っていても構いません。 「本気を出したらこんなにきれいになるのよ!」という最高の写真を用意しましょう。 最近の主流は、ポートレート風にとることです。 タレントやモデルのオーディション用に使われるような感じです。 スタジオで撮影します。 服装も上品な感じであれば良く、スーツやワンピースで十分です。 プロによく相談して、自分が最もきれいに写るようにしましょう。 体の角度によって細く、あごの角度によって控えめに等、印象が全く変わります。 今はほとんどデジタルですから、自分で気に入ったものを選べるはずです。妥協せずに、じっくり時間をかけて決めてくださいね。

釣書の書き方

釣書は、縁談で使うプロフィールのことです。 履歴書と違うのは、年収や家族との同居希望など、結婚ならではの項目が含まれている点にあります。 選ぶにも選ばれるにも大変重要なものです。 釣書には、大きく分けると、「自己PR」と「条件提示」を書くことになります。 自己PRは、基本データはそのまま書き、それ以外は選ぶ立場で考えればうまく書けます。 たとえば、「旅行に連れて行ってくれるかな?」「一緒に山登りしてくれるかな?」と自分が思えば、自分の休日の過ごし方や趣味を書けばよいですし、「一人の時間も持てるかな?」と思えば、一人でする趣味を持っていると書けばよいのです。 そうすれば、自分が結婚生活で重視していることを書くはずです。それを見てアプローチしてくる人は、似たような考えである可能性が高いです。 結果、質の高い出会いが期待できます。 条件提示欄については、逆に自分本位に書かない方がよいです。MUST(絶対条件)は、そのまま書くべきですが、それ以外の項目はやや低めに書くことがポイントです。 なぜなら、目的は“結婚”、ターゲットは“MUST(絶対条件)”というのが、本来の達成すべきことだからです。